【音楽配信】国内の音楽配信業者は、年間コストに注意(ディストリビューター)

■ ミュージシャン向け情報

国内にも、音楽配信業者(ディストリビューター)は数多くあります。自分は8年くらいこの業界を研究してきたのですが、

自分みたいな、アマチュア・インディーズ規模の場合、国内のディストリビューターは「年間登録料」に注意が必要です。

(そんな暇あったら曲作れよ…)

年間登録料を払わずにいると、ストアから曲が消え、再登録が必要になります。(ストアでのレビューや評価も消えます)
期間限定リリースを繰り返すというスタイルでない限り、「年間登録料」は、ストアに置いてもらう間、一生払い続ける必要があります。少しでも支払いが滞ると、0から再スタートスタートです。
音楽スタイルや、ファンの数などにもよると思いますが、わたしのような「金なし・人脈なし・人気なし」駆け出しクリエイターの場合、【年間登録料】が発生する業者は、ストアに置き続けてもらうだけで赤字になることもあります。
年間手数料を維持できず、途中でストアから引き揚げ、評価などもすべてパーになる…という実体験をして思うのは、わたしのような貧乏クリエイターは、海外のディストリビューターも選択肢に入れるべきかと思います。

業界の構造と、報酬分配の流れ

楽曲配信の流れ

個人で直接ストアに売ることはできません。

ちなみに、昔、法人で交渉してもダメでした。

● 作曲者(楽曲の権利保持者)
↓委託↓
● ディストリビューター(Tunecore、BigUp、Frekulなど)
↓登録↓
● ストア(Apple Music や、Google Music、Amazon musicなど)

楽曲売り上げ時の、報酬分配の流れ

まず売り上げ金額から、ストア手数料がひかれ、その金額からディストリビューターの手数料が引かれ、残った金額が作曲者へ配分されます。

● ストア(Apple Music や、Google Music、Amazon musicなど)
↓ストア手数料を引いた額↓ ※ ストアにより手数料は異なる
● ディストリビューター(Tunecore、BigUp、Frekulなど)
↓ディストリビューター手数料を引いた額↓
● 作曲者(楽曲の権利保持者)

仮に、Frekulを通して配信した音楽が、Apple Store で100円でダウンロードされた場合。ざっくり計算すると・・・

30円 が、アップルに。
42円 が、Frelulに(70円の40%)。
28円 が、作曲者に(70円-42円)。

という流れになります。


国内大手3社の手数料比較は、こちらにまとめました。

【音楽配信】国内 ディストリビューター 手数料比較 ( Frekul,BigUp,TuneCore )【2020年】
国内大手3社 ( Frekul、BigUp、TuneCore ) の手数料をまとめます。 手数料と、報酬分配の流れは、こちらをご覧ください。収益の計算方法をまとめています。 ※ BIG UP が 0円スタートプランを始め...

国内ディストリビューター・どれを選べばいいの?ざっくりチャート も同じ記事で。

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海外ディストリビューターも検討の余地あり

音楽制作はバカバカお金と時間を使います。
それなのに1曲売れて手元に残るのは30~50円。ストリーミングなんてもっと・・・。

高額な年間維持費を(しっかり数年)払い続ける余裕がないなら、マージンを取られても年会費がかからないプランにするか、海外のディストリビューターも検討すると幸せになれるかもしれません。

英語が苦手・・・だけど、
ネット翻訳でいいとおもう。

というか、それくらいやるしかない。

カタコトでもなんとかなる。
通じなかったらサポートに何回も送ればいいとおもう。

というか、やるしかないんだ・・・。

コメント

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