【音楽配信】中国で配信するべきか (ディストリビューターの選び方)

■ ミュージシャン向け情報

音楽配信代行業者(ディストリビューター)の比較をするとき、ひとつの基準として「中国に配信するかどうか」があります。AMUSE、cdbaby、LANDR、DistroKidそれぞれを見てみました。

これにより、業者の選び方も変わってきます。

このページでは、どのディストリビューターが中国に配信できるかどうか、また、中国へ配信することの考察をまとめたいと思います

候補先は AMUSE、cdbaby、LANDR、DistroKidです。TuneCoreは選択肢に入れません(理由は別記事に)。
ディストリビューター中国への配信
AMUSE×
cdbaby
LANDR
DistroKid×

中国に配信するメリット・デメリット

中国の音楽プラットフォームといえば、有名どころだと、

KuGou Kuwo QQMusic

といったところでしょうか・・・?

メリット

● 人口がすごい。さらに今やモバイル先進国。

● 個人のブログは、中国からほとんどアクセスできないため、配信ストアに並べるしかない。

(国家規模のファイアーウォールで情報統制している)

デメリット

● 一番安い(というか無料)の AMUSE が、中国への配信を公言していない。

● 曲名やアーティスト名の問題で、2倍の登録費がかかる。ジャケットや題名の変更。

※ くわしくは、こちらの記事でまとめています

【音楽配信】日本語の曲名・日本語のアーティスト名に注意(AppleMusic仕様変更の問題)
AppleMusicの仕様変更により、韓国・中国・日本などは、それぞれの言語で配信しなければならなくなりました。 AppleMusic以外(Spotifyなど)はそんな縛りはないですが、ディストリビューターが一括で作業を進めるため、ど...

傾向と対策

無料サイトが多いので、そもそも名も知らない日本人の曲を「購入」するほど、需要があるのか?が疑問です。

まあ、これはやってみなければわからないし、配信してから分析するしかないと思いますが・・・

ただ、中国へ配信するためだけに、ディストリビューターに高い年額費をかけるべきではないかとと考えています。

現実的には、LANDRが最も安く中国配信可能です。

中国に配信したい曲だけ、LANDRで配信して分析 ⇒ 赤字になりそうなら、AMUSE、Distrokidで再リリース というのも、私みたいな貧乏人には現実的かなと思います。

または、CDBabyは登録料がかさみますが、永久登録可能なので、1曲単位で売ってみてアクセスを分析するのもいいかもしれない。

あと、情報統制があるとはいえ、ほとんどの20代はGoogle Playを入れたり、Youtubeを楽しんでいるという事実もあるので・・・そのうち普通にApple Storeも開けるようになっちゃったりしたら、こんな心配そもそもいらないんですけどね。

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