DistroKidは、年会費制のディストリビューターで、個人的にはとても好きなサービスですが、「オプションで隠れコストが多い」ので注意も必要です。
公式ページではわかりにくいので、一気にまとめてみました。
逆に、以下の記事で「気にならない、必要ない」と思えるミュージシャンの方は、検討してみるのもいいと思います。
DistroKid のオプション費用まとめ
Youtubeでの収益化
Youtubeでの収益化には、比較的、高めの追加費用がかかります。
アルバム/年あたり14.95ドル
さらに、YouTube広告収益の20%がDistroKidに取られます。
Shazam & iPhone Siri のサポート
Shazamは、歌詞などで「この歌なに?」と検索してくれるデータベースアプリ(サービス)です。
iPhoneの Siri も同じですね。
StoreMaximizer
Shazamと似ていますが、ラジオ、テレビ、店舗、レストラン、パーティーなどで再生されているとき、周りで聞いた人が簡単にこのシングルを識別できるようになります。
「Leave a Legacy」永久登録オプション
レガシーを残し、DistroKidに年会費を払わなくても、ストアから消えないようにしてくれます。CDBabyのように永久登録が可能になります。
永久にロイヤリティ100%保障とのことです。
2トラック以上のアルバムにつき49.00ドル
1回のみの払い切りですが、CDBabyよりは高くなりますね。まずは様子を見て、一生残しておきたいとおもったら利用する・・・という方法が適しています。
カバーソングのライセンス
カバーソングを発信することができます。
ほかのディストリビューターでは無料のところもあるので、カバーソングを多く作る場合、注意が必要かもしれません。
※ DistroKidにおけるカバーライセンスについての詳細については、こちらに詳しく書いてあります
DistroKid について
DistroKidは、年会費も安くマージンも0円という、コスト破壊を起こしたディストリビューターの一つです。
曲数無制限の配信・ロイヤリティ100%を始めた、最初のディストリビューターでした。
1曲ごとに登録するCDBabyとは、また違うアプローチが斬新で、一時(主に海外で)話題になりました(8年くらい前だったかな…?)。
同じ時期にJimbalamというサービスと良く価格競争をしていた記憶がありますが、Jimbalamは限現在Tunecoreに統合されています。
歴史も長いので、安心できるディストリビューターだと思います。
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